Interviews vol.3エキップアサダ 浅田 顕 & 内野 直也|じてんしゃ王国「埼玉」特集|LOVE bicycle SAITAMA 公式サイト【ポタ日和】ポタリング(自転車散歩)でもっと楽しい埼玉ライフ

WORLD of SAITAMA じてんしゃ王国「埼玉」特集

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埼玉県を拠点に活躍する、埼玉の自転車人を追いかける連載「WORLD of SAITAMA」。
第三回はすべてのサイクリストの憧れである世界最大級のスポーツイベント「ツール・ド・フランス」に、日本を代表するチームとして、埼玉から出場を目指すエキップアサダの浅田顕監督です。世界に挑戦するチーム・人材を育成し、遥かなるシャンゼリゼを目指し、そして2020年東京オリンピックにも挑む、その姿に迫ります。
インタビューには、EQADS(エカーズ)所属の内野直也選手にもご参加いただきました。
そして、インタビュアーはポタガールの小島利恵さんです。

<プロフィール>
株式会社シクリズムジャポン プロサイクリングチーム「エキップアサダ」

f_07_IMG_0127浅田 顕(あさだ あきら)
東京都出身
1967年11月28日生まれ

ツール・ド・フランス出場を目指す「エキップアサダ」監督
株式会社シクリズムジャポン代表取締役

選手としての実績(全日本プロ選手権優勝等)だけでなく、監督として数多くの一流選手を育てあげるなど、日本自転車競技界のパイオニア的存在。
日本国内に限らず、フランスにおいて自転車チームを率い、その戦いで勝利し名を馳せる。

f_06_IMG_0141内野 直也(うちの なおや)
埼玉県出身
1994年5月1日生まれ
エキップアサダ強化選手(2016年12月卒業)

『EQADS』選手
JCF:U23強化指定選手(2015年8月現在)
埼玉県出身の期待の若手選手 2012年の『全日本選手権個人TT』ジュニア 2位
2013年『ジャパンカップ』エリート 27位
趣味は『頭文字D』を観ること。

 
「自転車、そしてロードレースへのきっかけ」

小島:浅田監督、内野選手はじめまして。ポタガールの小島利恵です。
今日はよろしくお願い致します。

浅田・内野:よろしくお願いします!

小島:まずはお二人がロードバイクに乗り始めたきっかけを教えてください。
 
浅田:小学校まで野球をやっていたのですが、中学に入ったら野球部が無かったんです。
それで野球部がないのであればスポーツをやらなくてもいいやと思って、何もやらなかったんです。でも、このまま高校に入ってスポーツやらないと、ダメになるなと。
それでよく自転車に乗っていたので、これをスポーツとしてやろうと思って、ロードレーサーを買ったんです。

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小島:じゃあ15歳、16歳くらいから本格的にロードレーサーに乗りだしたんですね。
 
浅田:15歳ですね。それがロードレーサーに乗り始めたきっかけです。
 
小島:内野選手のきっかけはなんですか?
 
内野:僕の兄がロードレースをやっていまして、レースがあるから出てみない?って誘われたんです。それがレースのきっかけで、最初はマウンテンバイクで出場していたんですけど、だんだんレースにのめり込んでいきました。
そのうちに、よりスピードのでるロードレーサーでレースに出場したい!と思って、
両親に買ってもらったのが小学校二年生の時です。
 
小島:小学二年生でロードレーサーに乗り始めたんですか!
 
内野:結構僕は長いんです(笑)

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「プロへのきっかけ。そして『ツール・ド・フランス』へ」
 
小島:浅田監督がプロ選手になろう、目指そうと決めたのはどんなタイミングだったんでしょうか?
 
浅田:プロになろうと思ったのは21歳の時ですね。高校を卒業して実業団に入りました。入団して一年目は調子が良かったんですが、二年目でもう飽きちゃったんですよ。
 
小島:それは選手としてですか?
 
浅田:そうです。成績も悪いし、もう辞めちゃおうかなと思ったんですよ。
三年目になって、本当に辞めるんだったら、プロを目指したきっかけがヨーロッパのレースを観たことだったので、じゃあ一回行ってみるかと思ったんです。
それで、会社にお休みを頂いて、フランスへ渡りました。

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フランスで走ったら、また続けたくなりました。なぜかと言うと、日本とはスポーツとしての位置づけが全然違うんですね。日本は自転車選手と言うと「競輪ですか?」と言われます。
でもフランスでは自転車選手をやっていると言うと、永遠と話が続きます。
自転車が文化として浸透しているんですね。
 
ちなみにフランスで自転車選手をやっていると言うと、次に何を聞かれると思いますか?
 
小島:えーっ、どこ走ったの?何乗っているの?とかですか?
 
浅田:惜しいですね。選手カテゴリーレベルなんですよ。
自転車選手をやっていると言うと、どのカテゴリーかを聞かれるんです。アマチュアはカテゴリーが第1、第2、第3、ジュニアと4つありまして、選手カテゴリーによって出場可能な「レースカテゴリ」が定められています。僕は行った年に“第1“をもらったんです。
カテゴリー”第1“だと言ったら、「おぉー!!”第1“かお前!!」ってびっくりされて、尊敬の眼差しに変わります(笑) 
アマチュア選手カテゴリーの上にはプロがあるわけですが、プロなんて言ったらものすごいことになりますね。
 
小島:日本じゃ考えられないですね。
 
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浅田:考えられないですね。
プロだと言うと次に聞かれるのがツール・ド・フランスに出場してるのか?と。
ツール・ド・フランスに出てると言うと「結婚してください」って女性が押し寄せますよ(笑)フランスでは自転車が市民に浸透していて、文化として染み込んでいる感じです。
 
小島:内野選手は日本にいて、フランスでの浅田監督のような体験がありましたか?
 
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内野:まったく無いです。 
自転車やってるって言えば、まず珍しがられて、「どんなの?」って言われます。
そして「競輪?」て聞かれます。
競輪とは違うんだよって説明をもう何回も何回も(笑)
今は自転車ブームですけど、今から10年くらい前は自転車はマニアックなスポーツで、
街角でロードバイクを見かけると結構嬉しかったですね。
 
小島:浅田監督がフランスに渡ったのは、ツール・ド・フランスの開催地だったからですか?
 
浅田:そうですね。
 
小島:ほかにもジロ・デ・イタリアであったり、たくさんレースはあると思いますが、
ツール・ド・フランスを目標にする最大の理由はなんですか?

浅田:世界一の自転車レースであり、一番最初に出会ったレースだからです。
もちろん、ジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャもすごくクオリティの高いレースで、目指す価値はあるのですが、ツール・ド・フランスとは比較になりません。
自転車のレースだけに限れば、ツールド・フランスの方がオリンピックよりステータスが上だと思います。 

 
 
「東京オリンピックに向けて自転車競技、そして選手育成に大切なことは・・・」
 
小島:自転車競技は第一回アテネオリンピックから公式種目に採用されるなど、スポーツ競技として確固たる地位を築いています。
浅田監督はロードレース強化ヘッドコーチとして、日本代表チームを率いていらっしゃいますが、2020年までの5年間で世界を沸かせる選手を育てるためには、どういう事に取り組んでいきますか。
 
浅田:まずは、活動資金の確保ですね。
お金がないと、チームを運営することさえできませんからとても重要なことです。
 
小島:選手の育成ということでは、どのようなことに重きを置いていますか。
 
浅田:世界で活躍する選手を輩出するためには、19歳から22歳までの4年間が一番大切なんです。21歳もしくは22歳で世界のトップ10に入れるかどうかが、世界で活躍できる選手になれるかどうかのバロメーターになります。
そのため、ツールド・フランスを目指すエキップアサダは、アンダー23の選手育成に集中しているんです。

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小島:若手選手を育成するうえでの浅田監督の想いをお聞かせください。
 
浅田:そうですね。
最後の伸び代と言うか、ここで叩いておかないと選手として後がないんですよ。
どんなスポーツでもそうですが、伸びる時期があるんです。
そこを逃すと成長はしても、伸びの勾配はそんなに急勾配じゃないんですよ。
アンダー23の年齢層での伸びの勾配がその先の成長につながるわけなんです。
アンダー23で何か変化を起こさないと、やっぱりその先伸びが緩やかになります。
 
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小島:選手強化の中で年間スケジュールを組まれていますが、
やはり浅田監督が決めていらっしゃるんですか?
 
浅田:毎日ベーススケジュールは私が決めています。
 
浅田:しかし日本代表チームでは毎日のトレーニングまでは踏み込めていないですね。
EQARSでは年間のベーススケジュールのほか、一部トレーニングについてもアドバイスしています。目指すレースがあって、そこまでの期間はこういう風にやっていこうとか。
選手個々の特性があるので、それにあわせて何が必要かって言うのは、半分は選手自身が、
半分はアドバイスしながらっていう形でですかね。
 
小島:ちなみに、内野選手は自主練習は行っていますか?
 
内野:浅田監督が6時間っていう練習時間を決めたら、それに全力で取り組みます。
なので、そこからさらに自主練習することはあまりないですね。
補助的な筋トレ、体幹トレーニングくらいです。

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小島: EQADSの選手選考について教えてください。
特に具体的な選考基準があればお願いします。
 
浅田:まずはプロになりたいっていう人じゃないと受け入れません。
プロになりたいという気持ちがあって、それなりに体力がある選手ですね。
別にこれ以上はOK、これ以下はダメっていう基準はありません。

内野なんかはジュニアの時に強かったので、本人の希望があって、すぐに受け入れました。
判断がむずかしい選手はトレーニングに何回か誘って参加してもらって、いけそうだったら、
じゃあ段階的にやってみようという感じですよね。
 
小島:浅田監督がスカウトしているのですか?
 
浅田:本人からの希望により受け入れています。僕から声をかけることはほとんどありません。今までスカウトしたのって一人しかいないんですよ。

小島:そうなんですか!それはちなみに?
 
浅田:“別府 史之“です。

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小島:あーっ。出た、別府選手!
(編注:「別府 史之選手」日本人初のツール・ド・フランス完走者の一人。日本人レーサーの第一人者)
 
浅田:別府が高校一年生の時に、絶対ヨーロッパに行った方がいいから、まずはブリヂストンに来た方がいいよと。
(編注:浅田監督は当時、チーム ブリヂストン・アンカー監督)
 
小島:それはもう素質と言うか、何かを感じられたっていうことですか。
 
浅田:そうです!逆に新城はまだ来なくていいよくらいの感じでした。
(編注:「新城 幸也選手」・ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの2大グランツールを初めて完走した日本人レーサー)

小島:そうだったんですねー!
日本人レーサーの先頭を走られるお二人が、あまりにも対照的でおもしろいです!
EQADS所属の選手のみなさんは自転車競技をきっかけに、EQADSに入られる方が多いのですか?
 
浅田:そうですね。
でも、最近は家族が自転車に乗っているとか、自転車が好きで少し乗ってて、プロになりたいと思ってネットを検索したら、ここに辿り着いたっていう選手もいます。でも、そういう子は練習に呼んでも続かないんですよ。最初はもちろん練習に付いていけないですよね。
そこで、じゃあ次までにこれをやってきな!って宿題を出します。
それで、やってこないと、もう来なくていいよとなってしまいます。
大体みんなやってこないんで(笑)
学校が忙しかったとか、ちょっと風邪ひいてとか。
 
小島:プロになりたいという希望があるのに意外ですね。
内野選手はどのようにEQADSに入ったんですか。
 
内野:入りたいってお願いしたのが高校三年生の、7月頃でした。まだその時点では入れるかは分からなくて。でも入れてもらうには、ひたすら頑張るしかないなと。
実はそれ以前に私のレースを見ていただく機会があり、そのたびに課題のようなものを出していただきました。高校生の時は、ひたすら出された課題に取り組んでいましたね。
 
小島:そして課題をクリアされて、見事EQADS選手になったわけですね!
 
内野:クリアできたのかは分からないんですけど、入れていただけました(笑)

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小島:では、そのEQADS選手の生活の部分を少し掘り下げてお伺いします。
高校に通い、学業をされながらやっている選手もいらっしゃると思いますが、
学業と選手活動をどのように両立されてますか?
 
浅田:EQADSにいる高校生の選手は基本的に、準所属っていいまして高校の自転車部に所属している選手なんですよ。EQADSの活動としては週末の練習に参加するぐらいです。
忙しい時は、3か月会ってない選手もいますね(笑)
練習に参加できない時はその週はどのように取り組んだのかレポートを提出してもらっているので、選手の状態や調子は把握できています。
もちろん必要なアドバイスは随時行っています。
 
小島:チェックされているわけですね(笑)
高校生のメンバーは埼玉県内の方が多いんですか?
 
浅田:埼玉、今、いないんです。
 
小島:えっ!いないんですか。
 
浅田:高校生は福島県、神奈川県、静岡県ですね。
 
小島:結構、エリアは広いんですね。
 
浅田:エリアは広いですね。昔は福岡県の選手もいましたね。
 
小島:じゃあ卒業してから、埼玉に来るのですか?
 
浅田:福岡県の選手は高校卒業後法政大学に入学しました。東松山市に移り住んで、大学に通いながら、練習に参加していましたね。

小島:練習ともう一つ重要な点で食事面があると思います。普段、食事で気を使っているのはどんなことですか?
 
内野:僕の場合、高校時代、さらに高校卒業してEQADSに入って1年目はそんなに気にせずに、お腹いっぱい食べてました。でも、もっと強くなるためには、何をどうすべきかを考えた時に食事に気を使うようになりました。
元々、揚げ物はあまり食べませんが、油ものは結構避けるようにしています。
お米も無理やり食べてもしょうがないので、エネルギーが必要の無い時は食べずにって感じで、適正を心がけています。
 
小島:体づくりにあわせた食事っていうのは、選手が個々にやってらっしゃるのか、
それとも監督がメニューを決めているのでしょうか?
 
浅田:現状、食事は何もアドバイスできていないですね。
 
小島:では、一日あたりの摂取カロリー制限などもないのですか?
 
浅田:カロリーはあまり気にしないですね。選手が気にしているのは、バランスとタイミングと、あとはその質ですね。同じ炭水化物でも米で取るのか、パンで取るのか?
砂糖をなめても、エネルギーはエネルギーですし。
 
小島:そうですよね。お砂糖1個でもエネルギーですよね。
 
浅田:あとはやはり、持久力のスポーツなので、何か足りなくなると体の調子も保てないですしね。
 
今、国内・海外どちらの合宿所でも、オール自炊だよね。
 
内野:フランスに遠征する時は一軒家を拠点にしています。
そこで選手のみんなと共同生活をするので、食事当番を決めて自炊しています。
日本では寮生活なんですが、部屋ごとに各自、自炊していますね。
 
浅田:フランスにいる時は全日本の合宿を一緒に行う場合が多いので、結構大人数ですね。
多い時で13人くらいいたな(笑)
炊飯器もすごくて、24合炊きの炊飯器とかなんです(笑)

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小島:すごいですね(笑)24合炊くって業務用の炊飯器ですよね?
 
浅田:業務用ですね、大きいですよ。
 
小島:でもそうですよね、若い男の人でカロリー消費を考えるとお米を24合炊いても食べれちゃいますね。
 
浅田:2食分だよね24合だと。
 
内野:1度、1食で24合全部無くなりました(笑)

浅田:お米を10kg買ってきてもすぐ無くなっちゃうんですよ(笑)
牛乳とか、オレンジジュースとかの消費量もすごいですね。
朝、シリアル食べるのですが、その、シリアルの消費量も半端じゃないです。
 
小島:他に消費量が多い食べ物ってありますか?ヨーグルトとか食べますか?
 
浅田:ヨーグルトはですね、食べますよー。
ヨーグルトもすごいですよ、無くなり方が(笑)
 
一同:笑
 
小島:500ml1個とか食べちゃうんですか?(笑)
 
浅田:こういう小さい目(100mlくらい)のサイズのお得用パックで買ってますけど、
全然もたないですね(笑)
一人一日3個くらい食べて、あっという間に無くなります(笑)

 
 
「EQADSの拠点・東松山市。そして比企地域の魅力について」
 
小島:チームの拠点を東松山市に構えていらっしゃいます。
その一帯である埼玉県比企地域は東部は水田地帯、中央部は丘陵地、西部は標高500~800メートルの山地と変化に富んだ多様な地形に恵まれ、荒川の支流である越辺川、市野川、都幾川、槻川などの中小河川が流れます。拠点として選ばれた理由がここにあるんでしょうか?
 
浅田:東松山市を拠点としたのは、1998年です。
もともと、チームブリヂストン・アンカーにいたので埼玉県内はよく知っていたんです。
選手を辞めて、後進の育成をしようと決めた時、その育成チームの活動拠点はどこがいいかなと色々と探したんですよ。
色々調べて、つくば市と東松山市を候補に選びました。
つくば市は学園都市で街の作りも大きいし、平坦も山もそこそこあるので第一候補でした。

その一方で東松山市の良い所も悪い所もよく知っていました。
どっちがいいかなと考えて、育成の対象が若い選手で、その生活の面やトレーニングの環境なども含めて東松山市に決めました。物価が安いんですね。
アパートも借りないといけない、生活必需品も買わないといけないと。
東松山市の食品の安さも、知っていたので(笑)
 
小島:比企地域の名産品や食べ物など愛してやまないものはありますか。
 
浅田:東松山市のやきとり(かしら)は旨いですよね!かしらは夏でも冬でも美味しいですね。夏は暑い時にビールと一緒に食べるのが最高ですね(笑)
(編注:東松山のやきとりは、豚のカシラ肉を炭火で焼いたもの。辛味の効いた「みそだれ」をつけて食べる。)

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小島:アルコールはお飲みになられるんですか?
 
浅田:たまにですけど、飲みますよ。
 
小島:選手の皆さんはあまりアルコールは飲まないですよね?
 
内野:僕はもともとお酒があまり好きじゃないんで、選手をやるのにはよかったです(苦笑)
 
浅田:僕も現役時代はそんなに飲まなかったですね。
 
小島:海外の選手ってパスタ食べながらワインも飲んでみたいなイメージがありますが・・・
 
浅田:選手はそんなに飲まないですね。レースが終わって打ち上げやパーティーがある時はもうガバガバ飲むんですけど、普段は結構摂生してますね。
 
小島:確かに、アルコールって消化するのに身体が疲れますよね。
 
浅田:そうですね。

小島:内野選手が比企地域でお薦めの食べ物ってありますか?
 
内野:名産かわからないんですけど「おからドーナツ」ですね。
「わたなべ」と「藤屋」でしたっけ?
(編注:わたなべ…とうふ工房わたなべ・ときがわ町にある人気のお豆腐屋さん。藤屋…藤屋。越生町にある同じく人気のお豆腐屋さん)
 
小島:埼玉の自転車乗りはよく行きますね!
「とうふ工房わたなべ」はおからドーナツと豆乳ソフト、「藤屋」はレアチーズの豆腐とか豆乳プリンとかが人気ですね。女性サイクリストは食べてばっかりですね。
 
一同:笑
 
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小島:選手はみんなスタイルがいいですよね。
自転車はダイエットにいいって言われて、でも食べてばっかりで全くやせません(笑)
やっぱり、誘惑に負けてはいけないということなんでしょうね(笑)
 
浅田:いや、いいんじゃないですか(笑)負けちゃって。
自転車乗って、もの食えないのが一番悲惨ですからね。
 
 
「自転車への想い」

小島:埼玉県が「じてんしゃ王国」を目指すにあたって、アドバイスをお願いできますか。
 
浅田:一番はプロのロードレースチームを埼玉県で持ってもらうことですね。
そうしたら応援の対象ができて、県民の皆さんも盛り上がりますし、選手やチームも埼玉の自転車のために頑張りますし、今以上に盛り上がるのではないでしょうか?
でも、それがきっかけで世界に通ずる選手が育つかっていうと、そうではありません。
普及と強化っていうのはなかなか両立が難しいです。
      
小島:では、お二方にとって自転車とは何なのか、教えてください。
 
内野:今この世から自転車が無くなったら、パニックになるくらいかけがえのないものです。競技はきついですけど、自転車は好きだなと。
 
小島:かけがえのない人生の伴侶に出会えたのはすばらしいと思います。
では、監督、お願いします。
 
浅田:自分にとって自転車というのは自分の力を試せるフィールド、職業ですね。 
幸か不幸か、これまで自転車以外の仕事をしたことがないんですよ。
競技を辞めてからも、監督業であったり、コーチであったり、色々自転車関連の仕事をずっとやれています。自転車競技は楽をして成し得るものはありません。僕は飛び級があんまり好きじゃないんですね。
結果はどうであれ、自分が全部出し切ったかどうか、自分の力が試せたかどうかが、すごく重要だと思っているし、それはEQADSの選手にとって一番重要だと思います。 

小島:最後にポタ日和をご覧いただいているみなさんに一言メッセージをお願いします。
 
内野:これをきっかけに自転車競技というスポーツがあるのを、また埼玉県で世界を目指して活動しているチームがあることを知っていただき、些細なことでも自転車に興味をもってもたえればと思います。
     
浅田:そうですね。自転車をとにかく利用してください。
個人レベルではスポーツでも良いですし、健康目的でも良いと思います。もっと大きく見た時は街づくりもそうですよね。自転車はまだまだ無限に活用できます。何に対しても良い意味で都合よく使ってもらいたいです。
    
小島:自転車の更なる可能性、私も色々とあるんじゃないかと思います!

今日は長時間お付合いいただき、ありがとうございました!
これからの益々のご活躍をお祈りしています! 

浅田・内野:ありがとうございました!

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株式会社シクリズムジャポン
http://www.cyclisme-japon.net

撮影協力・写真提供:CyclismeJapon


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